今回ご紹介するのは
自動的に夢がかなっていく
ブレイン・プログラミング
アラン・ピーズ & バーバラ・ピーズ 著
市中芳江 [訳]
サンマーク出版
日本では
・『話を聞かない男、地図が読めない女』
・『嘘つき男と泣き虫女』
で 有名になったご夫妻です。
自分の人生で、あなたが心から望んでいる事は 何ですか?
どうすればできるかを考えるのではなく
まず「何を」したいのか?
だけを考えることが大切だと、アラン夫妻は言います。
構成
◎ 第1章 RASの秘密を知る
◎ 第2章 自分の望みをはっきりさせる
◎ 第3章 明確な目標を定める
◎ 第4章 期限を決めて計画を立てる
◎ 第5章 他人がどう思い、何をしようが、なんと言おうがやりぬく
◎ 第6章 自分の人生に責任を取る
◎ 第7章 目標を視覚化する
◎ 第8章 アファメーションの威力
◎ 第9章 新しい習慣を身につける
◎ 第10章 数のゲームを楽しむ
◎ 第11章 ストレスに打ち勝つ
◎ 第12章 恐怖と不安を克服する
◎ 第13章 絶対にあきらめない
◎ 第14章 どん底から再出発する
◎ 第15章 おさらい
感想
どうやったら目標を達成することができるのか
何かいい方法は見つからないか
あれこれ試しても上手くいかなかったり
続けることができなかったりで
自分の意志力の足りなさを嘆いていましたが
そもそも、この考え方を変える必要がある
という事がわかりました。
本書を読んで一番の衝撃は、何と言っても
私たちの脳にある、
RASというものの存在です。
本書で初めて知ったRASについて
簡単に説明します。
RASについて
RAS(ラス):Reticular Activating Systemの略
日本語では網様体賦活系(もうようたいふかつけい)という
① 脳の機能の一つで、
「自分にとって必要な情報だけを脳にインプットするフィルター」
のような役目をしている。
例:だから視界に入る → 認識できる
② 脳はとても合理的につくられており、
「必要ではない情報は全て排除」してしまう。
例:だから視界にあるのに → 気づかない
③ 脳には必要な情報に対してプログラミングする機能がある。
例:GPSシステムと検索エンジンが備わっている → 誘導してくれる
まとめ
目標達成に必要なのは
「意志の力ではなく、RASの力」だ。
自分が「何を」したいのかをハッキリさせれば
それを「どうしたら」いいのかなど考える必要がない。
理由は「RASが検索した上でナビゲートしてくれるから」だ。
と、アラン夫妻は言います。
上手くいかない原因が、自分の意志力ではなく
全てはRASの設定にあるなんて本当にビックリですが
脳科学的にも証明されているので
素直に再設定しようと思いました。
最後に
夢や目標、やりたい事をRASに設定したら、起きていようが眠っていようが
その事を、考えていようがいまいが関係ないようです。
膨大な量の情報の中で、本当に必要な情報については、
RASは全力で検索しナビゲートしてくれるからです。
だから、「望まないこと」は考えないで
「望むこと」だけを考えましょう。
Decide What You Want…
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